ドが付く名作。
ディケンズの小説クリスマスキャロルは何度か映画化されていますが、その中でもミッキーのクリスマスキャロルは30分とやや短め。ですが原作のメッセージはそのままに、ディズニーらしさを加えた素晴らしい作品です。
This is スターシステム
勘違いされがちですが、スクルージ・マクダックはクリスマスキャロルが初登場ではなくコミックが初登場。あくまで彼自身がエベニーザ・スクルージではなくスクルージ・マクダックがスクルージを演じている。(ややこしいな)この映画の出演者はみんな既存のキャラクター(ティム坊やは既存のキャラと言っていいのか謎ですが)他にもイカボードとドード氏のトード氏(これまたややこしい)に出てくるキャラクターやロビンフットに出てくるキャラクターなども数多く出演しています。ダンスパーティーのシーンではこの動きなんか見た事あるな~って人も。
ですが、みなさん役柄に違和感はなく、尚且つあのキャラクターではなくその役なのがすごい。ミッキーはミッキーではなくボブ・クラチットで、既存のキャラクターを使いながらも話に入り込めるのが本当に凄い。
ミッキーとミニーの夫婦生活
ミッキーとミニーがまともな夫婦生活をしている!!!!ミッキーとミニーは結婚をしない永遠のカップルですが、この映画では夫婦を演じている!!!!ありがとうスターシステム!!!短編映画ではミッキーを尻にしいているミニーが超良妻。何よりもマジ怖い
別名幼少期のトラウマ大量製造機とも言われるディズニーで、怖いシーンがマジで怖い。クリスマスキャロル自体が、悔い改めさせる話なので怖いシーンがあるのは当たり前ですが、マジで容赦ない。特に怖いのが未来の幽霊が出てくるシーン。ディズニーが描く墓地は超怖い。そして未来の幽霊役のピートがピートのくせに怖い。普段うるさいピートを喋らせないって考えた人天才。そしてスクルージが墓穴に落ちるシーンは北村弘一さんの悲痛な演技もあって超怖い。墓穴の底で燃える炎の怖さはアニメならではだなぁと。他にもビル・マーレイの亡霊役のグーフィーがまともな演技をしているのもなんか怖い。ドアノブがビル・マーレイの顔になってるシーンも我がトラウマの一つだなぁ・・・・・・
アニメとしても、名作クリスマスキャロルのアニメ化としても本当に素晴らしい作品。ひっそりとMovieNEX2014年版、2015年版と2年連続で発売されています。比較的手にDVDが入りやすい作品ですので是非一度は観てほしい名作です。
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