プーさん達にしかできないクリスマス
過去にディズニーアフタヌーンとして放送されていたTVシリーズ新くまのプーさんのクリスマス特番に新しいストーリーを組み合わせた作品。
最初はクリスマスイブにみんなでラビットの家に集まり、去年のクリスマスの話に。
その去年のクリスマスの話が新くまのプーさんなんだけど、新しいアニメと新くまのプーさんへの繋ぎがかなり上手い。気がついたらツルツルのデジタル作画から海外発注セルに。それも気にならない。
新くまのプーさんは原作ファンには評判は悪いらしいが私は好きです。
TVシリーズならではの衣装の多さ。緑のセーター着てるティガーとかニット帽かぶってるプー可愛い。
そして、新くまのプーさんでしか会えないキャラ、イモムシ軍団がサンタ帽かぶってるの可愛い。
なかでも一番可愛いのはラビット。普段おっさん臭いんだけど、クリスマスの日だけは子どもらしさを見せる。
プーがサンタへの手紙にほしい物を書き忘れた事に一番あわててた。
まぁそんな去年のクリスマスのことを語り終わると、気がつけば大晦日に。
ぼけっとしてたら大晦日来ちゃった!!!
クリスマス映画って大体の作品は「クリスマスの夜におきた奇跡」がテーマである。
クリスマスが終わって大晦日来ちゃった物語は初めて観たわ。でもMerryChristmas and Happy New Year!と言うように、英語圏では普通の感覚なんだと思う。
そういう所がさすがプーだなと思う。普通の子どもの普通のクリスマス。
そして大晦日の日に、ラビットの家でパーティーをするんだけど、プー達がウザいのでラビットは怒って「お前等の居ないところに行く!」
それを聞いたプー達は自分たちの悪いとこを治そうとして自分らしさを失っていく。
陰気な所を指摘されたイーヨーは明るくなるんだけど、イーヨーにとっての明るさのお手本がまさかのプー。
二足歩行で赤いシャツを着てハチミツを食べながら笑顔を浮かべるイーヨーがなかなか気持ち悪いwww
上記のことから解るように自分らしさを失った彼らが上手く行くわけがなくみんな落ち込む。
そんな彼らをみたラビットが一番変わらなければいけないのは自分と気づき和解する。
みんなおっとりしているものの、一人一人が強烈な個性を持っている100エーカーの森の仲間たち。その強烈な個性がチャームポイントであり、大きな難点であったりする。
そんなプー達だからこそ大切なことを私たちみている側に教えられるんじゃないかなぁと思いました。せっかくDVD出したんだからこういう作品もMovie NEXを出した方がいいと思います。
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