名作であり迷作であり奇作である
これは過去にディズニーチャンネル(とトゥーンディズニー)で放送されていた人気テレビシリーズ、ハウスオブマウスのクリスマススペシャルである。
わかる方にはハウスオブマウスってだけでなんとなく想像がつくであろうが、ギャグがきっついのだ。
まず、簡単なストーリーとしてはハウスオブマウスのクリスマスナイトが終わったら吹雪で客が帰れないので、パーティーを続ける。そんな中ドナルドがクリスマスなんて嫌いというのでドナルドにクリスマスの話を見せて喜ばせようという話である。
ドナルドの機嫌取りが目的であるのに最初に見せる話が「ドナルドが雪だるまのモンスターに追っかけられる話」である。ミッキーたちはドナルドをどんな奴だと思っているのだろうか。鬼畜の所業である。
サンタの科学と称してルートヴィヒ・ヴォン・ドレイク教授が超ハイテクなそりを紹介する。今回はドレイク教授がヤバいのである。これはまだ序章であった。
次に名作「プルートのクリスマスツリー」を観たあと、迷作いや違う、怪作ミッキーのクルミ割り人形の上映である。
ディズニーのクルミ割り人形と言えば過去にディズニーシーで上演されていたショーミニーのナットクラッカーを思い出す方が多いかもしれない。しかし、これはハウスオブマウスのクルミ割り人形である。パーク向けのハートフルなストーリーとは全くの逆方向にローラースケートで突っ走っている感じである。
まずマリアとドロッセルマイヤーおじさんのシーンがナレーションから始まる。
ナレ「全てが美しく光り輝いていました。誰がこの美しさを言葉にできるでしょう」
ドレイク教授「わしがやろう!!!!!」
ジジイでしゃばる。そしてナレーターと喧嘩をするメタ展開。
そしてドロッセルマイヤー教授がミニー・・・じゃなくてマリーにあげたクルミ割り人形を動かすと。踊る、そしてクルミをサーベルでバシバシ叩く!叩く!叩く!クルミ割り人形ってこんなだったっけwwwwしかもそれをみた教授は「踊るようにはしていなかったんだけどなぁ」といって人形をぶっ壊す。
ナレーターに出てけと言われてドロッセルマイヤー退場。
クルミ割り人形がミッキーになってマリアとリア充する。ロックアレンジされた曲が最高である。
そしてネズミの王様が登場するのだがネズミの王様役がなんとドナルド。イヤーハットかぶってるの。ドナルドがネズミなんていやだと言っているけれどナレーターに「最後に勝つから」と言いくるめられる。ちょろい。もちろんウソ。
マリーが誘拐されると何故かグーフィー登場。こいつ何とかしてよとミッキー、嫌だ関わりたくないとナレーター。グーフィーの扱いが酷い。ちなみにグーフィーはミッキーをネズミの王様の国に連れて行く雪の妖精役。
そしてドナルドの元に行くとミッキーの迷セリフ
「彼女を離せこのネズミ野郎!!!!」
いやネズミ野郎はおまえだろwwwww
まぁ結局ネズミの王様は負けるんですが、(ナレーターは知らんぷり)ネズミの王様は自身の持っていた杖に閉じ込められ杖だけ残る。それを拾うドロッセルマイヤー。オチが特に酷いのだけどこれだけはもう観て体験してほしい。ドレイク教授ハッスルし過ぎ。
そのあとはなんやかんやあってドナルドの機嫌がなおり、名作ミッキーのクリスマスキャロルを上映。そのあとはみんなで歌って終わり。うまいこと丸めやがったwwwww
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