2015年12月24日木曜日

クリスマス映画アドベントカレンダー23日~三人の騎士~

13日の金曜日のはずのドナルドの誕生日がクリスマスなわけない?
細けぇことは気にすんな!!!!

※ドナルドのスクリーンデビュー日は6/9ですが、作品中ではドナルドの運の悪さを引き立たせるため13日の金曜日をドナルドの誕生日としている作品がいくつかあります。


ラテンアメリカの中でもブラジルとメキシコに焦点を当てたこの作品。ラテンアメリカのポピュラーソングを多用したり、実写とアニメの共演やサイケデリックな表現などと、ディズニー長編作品の中でも異彩を放つこの作品。最近ではこの映画に出てくるホセとパントートがパークのフリーグリーティングから人気が上昇しグッズも最近増えました。


 この作品について語りたいことはとてもたくさんありますが、その中でも注目してほしいのはパンチ―トが語るピニャータとポサーダの話。


 メキシコではクリスマスをかなり長く祝うそうで、イベントがたくさんあります。ポサーダはそのなかの一つ。マリアとヨセフがキリストの出産のためポサーダ(宿)を探すお話を子どもたちが再現するというイベント。
 熱心なカソリックの家のおばあちゃんたちからキリスト生誕のお話を聞いたりするイベントらしいので、ド派手に登場したパンチ―トの語り口がやさしいことやさしいこと。これがギャップ萌えってやつですな。そしてなんといってもメアリ・ブレアの描くポサーダ(宿)を求めて練り歩く子どもたち。
 この人の描く子どもってとても純粋だなぁと。厳格なカトリックのイベントだからといって子どもたちの顔が「いかにも神様をお祝いしてますよ~」感が無いのがすごく良いなぁと。年齢が一桁とかだとピニャータを割ることで頭がいっぱいなんだろうなぁとか、そんな風に思える子もいる。いい意味で子どもに夢を見ない感じがする。


 そしてその後カバレロズでピニャータを割るシーンは男三人がキャッキャしてるのが何とも微笑ましい。こいつらに女性ファンが多いのわかるわぁ~。
 ピニャータを割ったあとのお菓子やおもちゃが出てくるシーンもすごくワクワクする。ピニャータ割り、人生で一度やってみたい。後片づけ大変そうだけど。



サンタさんを待つクリスマスもいいですが、今年は世界のクリスマスに目を向けても楽しいのでは。





サンタさん、三人の騎士のMoveNEX出してください。

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