2015年3月5日木曜日

モールス


ホラー+切ない恋=バンパイア!!!!!!

モールス(原題:Let me in)原題の「Let me in(招き入れて)」が既に伏線。


~こんな奴は大体バンパイアだ~


1.美形である(現代のバンパイアなら言わずもがな)

2.寒さとかに異様に強かったりする。(人間じゃないからね)

3.夜にしか会わない(日の光に弱いからね)

4.普通の人っぽいのに超人的動きをする(一周回って面白いです)

5.招きいれてもらわないと建物に入れない
意外と知られていないこのルール。ドラマ「トゥルーブラッド」などにもこのルールは登場します。人間の姿形をしていても一応悪魔とかそれ系なので、魔除け避けのようなものなのでしょうか。日本の作品などではマイナーなルールなので、他人の家にズケズケと入ってくるバンパイアもいますが、律儀に入れてくれというのはこのルールのせい




 この映画自体は、美しい映像とクロエ・グレース・モレッツちゃんの存在が多くを占めている印象だったのですが、この映画はスウェーデンの「ぼくのエリ 200歳の少女」という作品のハリウッドリメイク版だそうです。

 正直いってモールスの方はクロエちゃんのアイドル映画で、まぁ映像は綺麗だし切ないかな。程度の印象でした。





 リメイク元の映画について知りたいと思い、検索をしてみたところ出てきたワードが


「ぼくのエリ200歳の少女 ぼかし」


・・・・・これは気になる。あまりに気になるのでネタバレ覚悟で調べてみたところ、バンパイアの少女(エリ、モールスではアビー)が着替えるシーンにて股間が映るシーンがあったそうなのですが、ファン達は股間が見えないから怒っていた訳ではなく、ストーリーがガラっと変わってしまうから怒っていたそうなのです。

 ぼかしに隠されていたのは去勢された跡。モールスにも「私が女の子じゃなくても?」というセリフがありましたが、人間の女の子じゃないという意味ではなく元の性別が女の子じゃなかったという意味だったのだそう。少女じゃないじゃん。

去勢された跡があるというのは原作小説のバンパイア少女の暗い過去の一部という設定で、バンパイアであることは少年と友達になれない理由の一部でしかなかったのです。

モールスでは、ここらへんの描写はごっそりカットされていますが、

だってアメリカでロリの股間はド級のタブーだもんな・・・・・・

男女の恋としても美しかった二人の恋ですが、知れば知るほど深すぎる・・・・・ぼくのエリ、の方を今すぐにでも観ようと思います。

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