2016年4月25日月曜日

ズートピア見たよ(ネタバレ無し版)

ディズニーはとんでもねぇもんを作りやがった。



久々の動物もの長編ってことで期待してたんだけど、いざ蓋を開けてみると本格派ミステリーサスペンス映画だった。


様々な要素が絡み合って一つの答えが見えてくる感じ?これをアニメで体感したのは「怪奇ゾーングラビティフォールズ」が出てきて以来久しぶりの感覚。


凄いのは、それを2時間アニメでやっちゃったこと。


私は「序盤で読み手は犯人の察しはついているんだけど、謎がどのように解かれていくか、謎を解く段階でどのような人間ドラマが繰り広げられているか」を上手く描いている系の作品が好きで、ズートピアもそれ系だった。

差別描写ばかりが独り歩きして話題になっているイメージだけど、それは謎を解く要素の一つであって他にも複雑な要素と問題が絡み合って何とも言えない素晴らしい味に仕上がっている。

ヴェロニカ・マーズのような事件解決ものが好きな人には特におすすめしたい最高の全年齢向け映画でした。



2016年4月13日水曜日

ヒーロー映画ラッシュの今だからこそ、配信で「メガマインド」を観よう

 2016年はバットマンVSスーパーマンに始まり、キャプテン☆アメリカシヴィルウォー、デットプール、スーサイドスクワットなど、ヒーロー映画ラッシュです。


 また、2015年に日本上陸をしたNetflixでTVシリーズデアデビルやジェシカジョーンズなどが配信されていて、世は正に大ヒーロー時代。

 デアデビルなどのオリジナルコンテンツ目当てにNetflixに加入した人も多いでしょう。Netflixには数々のオリジナル作品に加え、話題作から隠れた名作まで数多くそろっています。その中でも、多くの人に賞賛されるべきなのに、残念ながら多くの人に観てもらえない作品があります。


その名も「メガマインド」
そして制作は「ドリームワークスアニメーション」



ドリームワークスなら、話題にならなかっただけで、劇場公開してたりファミリー向けの安いDVDになってたりしないの?と思うかもしれません。

しかし、この作品「劇場未公開」「配信限定公開」なんです。吹き替えは天下の山ちゃんなのに・・・・


 監督は「マダガスカル」の監督トム・マクグラス。ペンギンズの隊長の声優でおなじみ。

まぁ、マダガスカル第一作目で、サッチモの曲に合わせて目の前で草食動物が捕食されるトラウマシーンを入れるくらい、メッセージを伝えるためにはエグイ演出もする監督です。序盤でスーパーヒーローの白骨遺体が出てきます。


ストーリーは単純、でも主題は複雑

ストーリーは悪として生きる青いおっさんメガマインドがヒーローのメトロマンを白骨遺体にしてしまってから、自分を止めてくれるヒーローがいない現状に飽きて新たに自分と戦ってくれるスーパーヒーローを作り出して失敗したのでそいつから街を救う話。
 言ってしまえばコレだけなんだけど、そこまでの葛藤を描くのが本当に凄い。

ある意味ダークナイト

ある意味主題なのが「正義と悪は常に対である」メトロマンを殺した後にメガマインドが気づく話だけど、正義側の発言と比べると、とても情けない。でも情けないからこそ共感できるんです。
 メガマインドの生い立ちは、悪者になるしかないような環境で育ったんですが、「生きがいとは何か」について生きがいを失ってから気づくんです。人間そういうもの。
 
 最終的にメガマインドはヒーローになるんですが、悪でいることが「才能」だったメガマインドは悪の才能を活用したままヒーロー活動をします。自分を生かす方向を決めるのは自分次第。そこまで成長していくおっさんの姿が痛快で、感動できて、共感できる。

小ネタもたっぷり

まず、メガマインドとメトロマンが地球に来るまでの流れはクリプトン星人そのもの。やたらと誘拐されるニュースキャスターや宇宙のママパパなど、「あぁ~wwwあるあるwww」なネタたっぷり。
 噂によると、新たなスーパーヒーローになったカメラマンのハルの名前はグーリーンランタンから来てるとかなんとか、掘り返したら大量に小ネタが出てくるんじゃないかレベル。そういう小ネタ探しがお好きな人にもお勧め。

やっぱり人間ドラマ

設定自体が皮肉たっぷりなので、ストーリーの組み立て云々よりも人間ドラマの素晴らしさが光ります。メガマインドの成長と恋、メトロマンの恋人の葛藤、子分とのブロマンス、愚かな新スーパーヒーローだって人間味たっぷりすぎて実在の人物のようにムカついて、わが子のように悲しめるはず。誰一人として共感できないキャラはいないはずってレベルで人間描写が素晴らしく爽快。もちろん子どもも楽しめるけど、決して粗悪なものではないんです。


ディスク化すらされていない作品ですが、こんな名作が人々の目に触れないのは本当にもったいないです。また、Netfilxで配信されている後日談の短編(ドリームワークスハロウィンストーリーズ2に収録)も、メガマインドがまた一歩成長します。その描写もまたうまいんだこれが。Netfilxに加入の方は是非観ていただきたい作品です。追加料金なしだし。

2015年12月27日日曜日

祝来日ライブ☆二十歳以上のためのR5サウンド厳選3曲

1/12!!!R5ワールドツアー日本公演んん!!!!なんだよ待たせやがって!!!!日本来る来る詐欺かと思っていたら本当に来てくれた!!!



・・・といっても、ふ~んディズニーチャンネルアイドルが日本来るんだ、としか思っていないそこのあなた!!!甘い!!!ディズニーオンアイスで売っている色のキツイ綿あめより甘いぞ!!!


いくらディズニーチャンネルの協力なバックアップのあるバンドとはいえ、R5は確実に成長をしているバンドなのです!!!とりあえず騙されたと思って聞いてみればいい3曲を紹介するので聞いてみてください。そして騙されろ!!!


(I can't)forget about you



 記念すべき1stアルバムよりこの曲。日本でPV撮影されているのだが、PVには2バージョンある。ただ歌っているだけのものと、R5のメンバーが東京中を駆け回るものである。正直、前者はマジで歌っているだけなんだけど、これがかっこいい。パツキン美少年たちがデコトラの前で爽やかなロックを歌っているってのがもう。正直R5のメンバーはさわやかイケメンぞろいである(このころは)が、そんなイケメンたちが漢くさいデコトラの前で歌っている状況のギャップがとにかくかっこいいのだ。

 曲も、朝焼けを思わせる心地のいい速さと曲調でずっと聞いていられる。歌詞は特に意味は無いのでとりあえずハッピーである。


Heart mede up on you



  2枚目に出したミニアルバムのメイン曲。日本ではAmazonダウンロードで購入可能。またまた爽やかで心地のいい曲。グルグル回ってる感じが甘めのチューハイとよく合うのだ。この曲を聴いてR5は音楽的に成長しているな~と思った。
 まずダンスチューンの感じが古いんだよ。それが最高。シンセサイザーをtheエレクトロな音にせず、ピアノでタンタンタンと言わせる感じが最近のDchアイドルには無かったなぁと。ギターもカッティグを多用してリズム感よく、でもきつすぎない感じに仕上げているところが成長したなぁと。
 また、某Dchアイドル3兄弟バンドのように、アルバムが一本調子ではないところもR5のガチさを感じる。
 とてもさわやかでテンションが上がるので、私はこの曲を目覚ましにしています。最初の「ガナハーメイアッオンニュー」で起き上がるのが定番でしたが、最近最初の「ててて♪ててて♪」でスヌーズをかけるようになりました。


F.E.E.L.G.O.O.D



  3枚目のアルバムsometime last nightより。エロい!!!!どうしたR5!!!ですがいやらしさは感じず心地の良いさわやか大人エロ曲。
 なんとなく70年代を感じる。3枚目のアルバムはR5の実験的なアルバムとも考えられる名盤である。本気でミュージシャンやりたいんだな~って。アイドルじゃなくて。だから本気で捨て曲はないし、大体の曲が酒に合う。
 特にこの曲はアルコール10度以上のお酒を飲みながら聞きたい。お酒で心地いい気分になりながら聞くととても気分がいいので成人済みのR5familyは是非とも実践していただきたい。

2015年12月25日金曜日

クリスマス映画アドベントカレンダー25日~マペットのクリスマスキャロル~

マペッツじゃないの?・・・いや、これはマペットのクリスマスキャロルです。

 ここで言うマペットとは、TV番組マペットショーから生まれたキャラクターのこと。最近「マペッツ」や「マペッツ2」という新作映画が作られたことから知っている人も多いのでは。
 マペッツを知らなくてもカエルのカーミットを知っている人は多いでしょう。今回はそのカーミットたちが演じるクリスマスキャロル。
  この作品の特徴としては、チャールズ・ディケンズが出てくること。ゴンゾ演じるディケンズが自分をディケンズだと断固として信じないリゾに、自分がディケンズであることを証明するためにクリスマスキャロルのストーリーを聞かせる、というのが主なストーリー。ある意味ディケンズが主人公。

 

基本はマペッツがキャラクターを演じているのですが、スクルージは人間が演じています。表情の変わらないマペッツと人間とのギャップが良い味出してやがる。スクルージを人間にしたのは本当に英断だと思うなぁ。スクルージには表情の大幅な変化が重要だよなぁ。

 マペッツの作品なのでマペッツ達は基本はギャグ。サムは相変わらずアメリカの事しか考えてねぇなwwwでもちゃんと感動させてくれます。3人の幽霊はオリジナルなのかな?キャラがいっぱいいすぎてわからん。



 また、この映画は基本ミュージカルで、一曲一曲が凄くいいんですよ!私のお気に入りはこれ

 物語序盤でスクルージの冷酷さを歌う歌。ちゃんとスクルージの冷酷さが表現されている上に、これから物語が始まるワクワク感がすごくする。

 他にも名曲ぞろいで、クリスマスキャロル映画の中で一番の作品に挙げる人も多いこの映画。ミッキーのクリスマスキャロルを気に入ったなら、そこから派生していろいろな作品に触れてみれば、このように素敵な作品に出会えるかもしれません。

2015年12月24日木曜日

クリスマス映画アドベントカレンダー24日~ミッキーのクリスマスキャロル~

ドが付く名作。
 
 ディケンズの小説クリスマスキャロルは何度か映画化されていますが、その中でもミッキーのクリスマスキャロルは30分とやや短め。ですが原作のメッセージはそのままに、ディズニーらしさを加えた素晴らしい作品です。

This is スターシステム

勘違いされがちですが、スクルージ・マクダックはクリスマスキャロルが初登場ではなくコミックが初登場。あくまで彼自身がエベニーザ・スクルージではなくスクルージ・マクダックがスクルージを演じている。(ややこしいな)この映画の出演者はみんな既存のキャラクター(ティム坊やは既存のキャラと言っていいのか謎ですが)
 他にもイカボードとドード氏のトード氏(これまたややこしい)に出てくるキャラクターやロビンフットに出てくるキャラクターなども数多く出演しています。ダンスパーティーのシーンではこの動きなんか見た事あるな~って人も。
 ですが、みなさん役柄に違和感はなく、尚且つあのキャラクターではなくその役なのがすごい。ミッキーはミッキーではなくボブ・クラチットで、既存のキャラクターを使いながらも話に入り込めるのが本当に凄い。



ミッキーとミニーの夫婦生活

ミッキーとミニーがまともな夫婦生活をしている!!!!ミッキーとミニーは結婚をしない永遠のカップルですが、この映画では夫婦を演じている!!!!ありがとうスターシステム!!!短編映画ではミッキーを尻にしいているミニーが超良妻。


何よりもマジ怖い

別名幼少期のトラウマ大量製造機とも言われるディズニーで、怖いシーンがマジで怖い。クリスマスキャロル自体が、悔い改めさせる話なので怖いシーンがあるのは当たり前ですが、マジで容赦ない。特に怖いのが未来の幽霊が出てくるシーン。ディズニーが描く墓地は超怖い。そして未来の幽霊役のピートがピートのくせに怖い。普段うるさいピートを喋らせないって考えた人天才。そしてスクルージが墓穴に落ちるシーンは北村弘一さんの悲痛な演技もあって超怖い。墓穴の底で燃える炎の怖さはアニメならではだなぁと。
 他にもビル・マーレイの亡霊役のグーフィーがまともな演技をしているのもなんか怖い。ドアノブがビル・マーレイの顔になってるシーンも我がトラウマの一つだなぁ・・・・・・

アニメとしても、名作クリスマスキャロルのアニメ化としても本当に素晴らしい作品。ひっそりとMovieNEX2014年版、2015年版と2年連続で発売されています。比較的手にDVDが入りやすい作品ですので是非一度は観てほしい名作です。

クリスマス映画アドベントカレンダー23日~三人の騎士~

13日の金曜日のはずのドナルドの誕生日がクリスマスなわけない?
細けぇことは気にすんな!!!!

※ドナルドのスクリーンデビュー日は6/9ですが、作品中ではドナルドの運の悪さを引き立たせるため13日の金曜日をドナルドの誕生日としている作品がいくつかあります。


ラテンアメリカの中でもブラジルとメキシコに焦点を当てたこの作品。ラテンアメリカのポピュラーソングを多用したり、実写とアニメの共演やサイケデリックな表現などと、ディズニー長編作品の中でも異彩を放つこの作品。最近ではこの映画に出てくるホセとパントートがパークのフリーグリーティングから人気が上昇しグッズも最近増えました。


 この作品について語りたいことはとてもたくさんありますが、その中でも注目してほしいのはパンチ―トが語るピニャータとポサーダの話。


 メキシコではクリスマスをかなり長く祝うそうで、イベントがたくさんあります。ポサーダはそのなかの一つ。マリアとヨセフがキリストの出産のためポサーダ(宿)を探すお話を子どもたちが再現するというイベント。
 熱心なカソリックの家のおばあちゃんたちからキリスト生誕のお話を聞いたりするイベントらしいので、ド派手に登場したパンチ―トの語り口がやさしいことやさしいこと。これがギャップ萌えってやつですな。そしてなんといってもメアリ・ブレアの描くポサーダ(宿)を求めて練り歩く子どもたち。
 この人の描く子どもってとても純粋だなぁと。厳格なカトリックのイベントだからといって子どもたちの顔が「いかにも神様をお祝いしてますよ~」感が無いのがすごく良いなぁと。年齢が一桁とかだとピニャータを割ることで頭がいっぱいなんだろうなぁとか、そんな風に思える子もいる。いい意味で子どもに夢を見ない感じがする。


 そしてその後カバレロズでピニャータを割るシーンは男三人がキャッキャしてるのが何とも微笑ましい。こいつらに女性ファンが多いのわかるわぁ~。
 ピニャータを割ったあとのお菓子やおもちゃが出てくるシーンもすごくワクワクする。ピニャータ割り、人生で一度やってみたい。後片づけ大変そうだけど。



サンタさんを待つクリスマスもいいですが、今年は世界のクリスマスに目を向けても楽しいのでは。





サンタさん、三人の騎士のMoveNEX出してください。

2015年12月22日火曜日

クリスマス映画アドベントカレンダー22日~グリンチ~

リア充爆発しろ!!!!なんて思っているあなたに

最近のクリスマス作品を語るにはドクタースースのグリンチを知っておかなければいけないと思う。

クリスマスと言えば偏屈なおっさんが改心する季節ということを定番にしたのがディケンズのクリスマスキャロルとドクタースースのグリンチだと思う。

グリンチはいろんなところでパロディやオマージュをされている作品。最近だとドラマgleeのクリスマスエピソードでパロディをされていたことが記憶に新しい。その時に歌われたのが「You're Mean one Mr.grinch」

 映像はルーニーテューンズで有名なチャックジョーンズ監督版グリンチ。曲のおしゃれ感と怪しさがまさにクリスマスの犯罪にぴったり。
 アニメ版グリンチはホームアローン2で知っている人も多いと思うけど、それよりもクリスマスを盗んでいる様子について何か感じないだろうか。

 そう、ティム・バートンのナイトメアビフォアクリスマスっぽいと思いません?正しくはNBCがグリンチっぽいというか愛のあるオマージュたっぷりに感じる。
 NBCの題材自体もモンスターがクリスマスを盗んで何かに気付く話である。

 そんなことより、このアニメはチャック・ジョーンズの魅力がたっぷりなんですよ!!!! 
 ドクタースースの絵柄ってすごく独特で、一発でドクタースースだってわかる感じなんだけど、これは表情の作りがTHEチャックジョーンズなの。
キャラクターのセリフがほとんど無いからこそ表情ですべてを語るんだけど、にやけ顔や改心した時の顔がもう最高なの。





 でもアニメ版はVHSしか出てない。というかプレミアものでしょう。

 ツタヤで借りられるグリンチと言えばジム・キャリー主演の実写版グリンチ。私はこっちもすき。アニメ版がチャックジョーンズの魅力たっぷりなら、実写版はドクタースースリスペクトが凄い。

 ドクタースース原作のアニメ「ホートン 不思議な世界のダレダーレ」を見るとドクタースースのキャラクターがいかに独創的かわかると思うんだけど、そんな独創的なキャラクターたちを人間で演じるために90人もの特殊メイクアーティストが用意されたって頭おかしい(褒め言葉)


しかも、人間じゃないダレモ村の人たち(フーと呼びます)を再現するためにシルク・ドゥ・ソレイユのアーティストが数多く出演している。ヤバい。
シルク・ドゥ・ソレイユにはウインクトックっていうクリスマスを意識した演目もあるけど、シルクの演目としてのグリンチも見てみたいな。

 原作だと単純にグリンチはクリスマスが嫌いなだけで、割と急に改心する。実写版だとグリンチがクリスマスを嫌いになった理由やクリスマスを好きになるために背中を押してくれる女の子が出てくる。

 原作のハテナを補完しているところもとてもいいところだと思う。
 そして実写版にはいろんな意味で二人のグリンチが出てくる。別に緑のモンスターが二人でてくるわけじゃないけど、クリスマスをプレゼントの日としか思っていない人物という意味で二人いる。

 個人的に吹き替えがおすすめで、ジム・キャリー吹き替えの山ちゃんが生き生きしているのが最高。
 あとテイラー・モムセンがかわいかったかわいい。・・・・この純粋そうな幼女が目の周り真っ黒のテイラー・モムセンなんだぜ。

実写版には一つ難点が、
特殊メイクのグリンチ怖すぎるんだよ!!!!!!!

 私は今もビビりですが、公開当時はCMが流れるだけでも怖くて怖くて。グリンチが怖くて夜中トイレいけないレベルだったんですよ!!!
 実写版を観たのもつい最近でホートン観てドクタースースに興味持った頃つまり二十歳超えてからなんですよ!!!

 まぁグリンチ自体モンスターなんで怖いのは当たり前なんだけど、変なところでリアリティを追及するからメリケンさんの考えることはよくわからない・・・・

 フーの人々もよく見ると義歯をしていて一番メイクが薄そうなシンディもよく見ると人間とは違う感じをしているんですよね。
 でも話に入り込むとどんどん慣れて行って最終的には可愛く思える。最後にグリンチがフーの歌をテキトーに歌うシーンとか可愛すぎてもう愛しい。

グリンチの見た目の怖ささえ乗り越えれば本当に心の宝になる映画です。














ただ、「クリスマスは綺麗な飾りやプレゼントなんかじゃなく、大切な人と過ごすもの」ってメッセージがあるからこの一文でうわぁ...ってなる人にはお勧めしないけどね。(そういうやつはクリスマス映画は観ない方がいい)